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生命保険に入る人多いけどそんなに必要か?月に数万円支払うって凄すぎ!

日本人の生命保険加入率は80%をゆうに超えていて90%に迫る勢いです。就職したとき、結婚したとき、子どもが産まれたときなど生命保険に入るきっかけは多いですからね。

 

実際に僕の場合は結婚したタイミングで医療保険には加入しました。20代だったということもあり、月2000円ちょっとで60歳まで払い済みで生涯保障が受けられるという内容です。ただ、この保険も「いらないんじゃないか?」と思うこともしばしば。

 

というのも、2年前に父親が亡くなって保険金の手続きなどをした際に色々と思うことがあったからです。

 

ぶっちゃけ医療保険って要らない?かかる費用って普通に払えるレベルがほとんど

父親の場合は大体3か月くらい入院した後に亡くなったのですが、入院費用や手術費用などは数十万円でした。がんだったので結構難しそうな治療をしていたので費用も高そうなイメージを持ってましたが、請求された金額を見ると、思っていたほど高くなかったわけです。

 

というのも高額療養費制度があるからです。収入によりますが、多くの方は100万円の治療を受けても自己負担額は8万7430円です。

 

そんな父親も医療保険に入っていました。入院保障や手術費用など数十万円が保険金としてもらえることになったのですが、(かかった費用の90%超程度)今まで父親が支払ってきた金額(ザっと計算しました。)と比べるとどう考えても割りに合わなかったんですね。

 

まあ入院したときはステージ4のがんでしたし、余命3か月の宣告通りだったこともありますが。。。

 

そこで思ったのが、「だったら、その分を貯蓄や投資に回しておいてもよかったのでは?」と。結果論ですが。

 

例えば、今までの掛け金を配当利率の高い株に投資しておけば複利によって、そこそこまとまった金額になっているはずです。配当利率5%程度の銘柄は結構あるので、それだけでも十分な金額を手にすることができます。

 

配当利率5%の株を100万円分買っていた場合、年間で5万円の配当を受けることができます。この配当金分も株を購入し再投資すると30年後には430万円になっている計算です。4.3倍になってるなんて凄いですよね。

 

医療保険の場合は2~3000円と比較的低額ですが、生命保険だと月1~2万円支払うことなんてザラにあります。僕は前職で給与関係の仕事をしていましたが年末調整のときになると、従業員の保険料支払額をチェックするわけです。

 

その際にいつも「みんなこんなに保険に入ってるんだ。」「若いのに毎月こんなに払ってんの?」と驚きながらチェックしていたことを思い出します。

 

20代前半の若手社員が生命保険に毎月2~3万円支払ってましたからね。もちろん、こちらからは何も言いませんが、正直もうちょっと考えた方がいいんじゃないの?とアドバイスしたくてウズウズしてました。

 

そもそも、誰のための生命保険なんだろう?と素朴な疑問が常に頭にありました。

 

生命保険に入る理由ってなんだ?

生命保険って、自分が死んだときに生活に困る人がいるから入るわけですよね。例えば、僕の場合だったら、妻と娘が生活に困るわけです。とはいっても生命保険には入っていないわけですが。。。

 

でも、20代独身男性が結構分厚い保障の生命保険に入ってたりするんです。

受取って誰になってんだろ?

 

父親?母親?彼女とか?

 

僕が知ってるケースだと両親のどちらかが受取人になってることが多かったですが、両親にそんな大金いらねーだろ?と。そもそも、20代なんて死ぬリスクなんて高くないのに入る必要ってあんのかな?

 

そのために毎月2~3万円ものお金が出ていくわけです。そりゃあ生活が苦しいとか結婚できませんとかなるわなと。

 

生命保険が必要なケースとは?保障額がいくらに設定すべき?

生命保険ってどんな人も要らないわけではありません。必要なケースもあります。

例えば、僕のような小さい子どもがいる家庭。

子どもの教育費もかかるし、何より普段の生活費が必要です。うちの場合は娘が1歳なのでまだ妻と一緒にいないと大変なので、働きに出ようなんて話はありません。

(休職されている方は1歳で復職される方がほとんどなので、スゴイなあと普通に思います。ちなみに2年まで延長できます。)

 

このケースだと生命保険に入っていた方が安心ですね。ただ、40歳未満の死亡率って全体の1.4%程度しかありません。本当に万が一のケースに掛けるのが生命保険ということです。

 

保障額っていくらが適額なんだ?

仮に生命保険に入ったとして、保障をいくらにするのかも問題です。というかここが一番の悩みかもしれません。これに関しては、絶対にいくら必要!という目安があるわけではなく、各家庭の状況によります。

 

  • 今の貯蓄額がいくらか
  • 妻がパートなどをした場合の収入
  • 子どもが大学まで行くかどうか
  • 賃貸に住んでいるか持ち家に住んでいるか

など、現在の状況を今一度考えてみなければなりません。

 

子どもを大学まで行かせたい、貯蓄はわずかしかないというのであれば、3000万円程度はあった方が安心ですね。子ども1人の大学卒業までの教育費は一般的に1000万円と言われています。

 

ムダな保険料を支払わないために国の制度を理解しよう

なら、とりあえず3000万円くらいの保障を受けられる保険に入っていれば安心やん?と思ったかもしれませんが、保障が厚ければ厚いほど毎月の保険料は高くなります。

 

僕も会社のお昼休みに某保険屋のセールスレディの方に色々と勧められるのですが、結構保障の厚い商品ばかり持ってくるんですね。で、とりあえず話を聞くと毎月3万とか4万の保険料がかかる商品なわけです。「こいつ本気で言ってんの?」とちょっとイラっとするというか呆れてます。そもそもセールスレディで保険に入る人っているのかな?

 

ただ、実際にそこまで厚い保障って必要ないケースが多いです。

というのも、セールスレディは絶対に言いませんが、(確認してもなんだかんだトボける人も多いです。そもそも知らない人もいますが。)国の制度があって、それでも足りない分だけ保険に入るのがセオリーです。

 

遺族基礎年金と遺族厚生年金

18歳未満の子どもがいる方は遺族基礎年金として月に6~8万円ほど支給されます。

平成26年の4月以降から、18歳未満の子供がいる夫にも遺族基礎年金が支給されるようになりました。

遺族厚生年金分と合わせると月に12~13万円の支給があります。

一応、最低限の生活ができるだけの保障制度はあるのですね。ただ、保険屋さんはそう言った話をしてくれず高い保険を売ろうとしてくるので注意が必要です。

 

つまり、最低保障されている12万円を貰っても足りない分だけ保険を掛ければいいんです。

 

住宅ローンの団体信用生命保険

賃貸の方は関係ありませんが、住宅ローンを組んで戸建てやマンションを購入した方は、団信に入っています。これは世帯主が亡くなった際(がん・心筋梗塞・脳卒中など三大疾病にかかった際)にそれ以降の住宅ローンの支払いが免除される保険です。

 

なので、例えば、稼ぎ頭の夫が亡くなってローンが支払えずに家を追い出されたという状況はあり得ないわけです。

 

結局、保険っていくら必要なんだろう?

そういうこともあって、僕は生命保険は今のところ入っていません。

団信で住宅ローンの支払いがなくなって、遺族厚生年金で月12万円の収入がある。おそらく妻も何かしら働きに出るだろうから、月に8万くらいの収入は確保できる。(フルタイムの正社員なら月に18万くらい。)

 

普段の生活は案外やっていけそうな気がしませんか?

 

あとは、子どもも大学までの教育資金やその他もろもろの諸経費分を貯めていくだけ。なので、生命保険に毎月お金を支払うよりも自分で管理した方が良いと思っています。

手元に資金があるって大事ですよ。

 

まとめ

保険が必要かどうかは各家庭の状況や考え方によるところが大きいので、一概にこうした方がいいとは言い切れませんが、あまり必要なケースは多くないことは確かです。

 

家計を圧迫しているケースも少なくありませんので、一度見直してみてくださいね。

 

ファイナンシャルプランナーくらげでした。